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2024/2/26

実来店につながるSNS運用のコツ!ユーザーの行動実態と対策ポイント解説

ユーザーがSNSで飲食店を探す際、具体的にどのような経路でお店の情報にたどり着き、来店に繋がっているのでしょうか?株式会社トリドリ (https://top-marketing.toridori.me/) が実施したアンケート調査を基に、ユーザーが実際にSNSで飲食店を発見し、来店するまでの行動についてご紹介します。

最も注目すべきはInstagram

SNS上のアカウントから発信された情報がきっかけで飲食店へ来店したことがあるというユーザーに対しそのきっかけとなったSNSについて尋ねたところ、Instagramが6割を占めています。なかでも、20代のInstagramをきっかけとした来店率は71%と非常に高く、今飲食店が注力すべきSNSはInstagramであるといえるでしょう。

【グラフ】飲食店へ来店するきっかっけとなったSNS
トリドリ調べ

来店の決め手は投稿内容とプロフィールの充実

飲食店のアカウントにたどり着いた際、来店の決め手となった項目については「アカウントの投稿のクオリティが高い」が最も多く、次いで「アカウントの中に投稿が多い」「アカウントのプロフィール欄が充実している」があげられました。魅力的な投稿を定期的に行うことはもちろん、お店の特徴が伝わる紹介文や営業時間などの基本情報、予約リンクの設置などプロフィール欄の内容も今一度見直しましょう。

【グラフ】来店の決めtえ
トリドリ調べ

また、実際にお店を見つけてから来店するまでに1週間以上空けるユーザーは約8割で、その間ユーザーと接触し続ける定期的な発信を行うことが重要であるといえます。

【グラフいてん編んで
トリドリ調べ

文字入れをした投稿がユーザのアクションを促す

実際にどのような投稿に対してアクション(いいね・コメント・保存・来店)を行いたくなるか、4つの画像から最もアクションをおこしたくなるものを尋ねたところ、40.5%が文字で商品の解説が入っている投稿を選択しました。投稿画像を用意する際は、一目で商品の特徴やお店の魅力が伝わる文字入れを心掛けましょう。

【グラフ】最もアクションしたくなる投稿
トリドリ調べ

認知されるアカウントへの近道はユーザーの口コミ投稿

Instagramで飲食店を認知した際のきっかけについて、最も多かったのは「フォローしている一般ユーザーのフィード投稿から(23.2%)」、次いで「フォローしているインフルエンサーのフィード投稿から(21.4%)」となり、Instagramのフィード投稿から飲食店アカウントを認知した割合が全体の約半数(44.6%)という結果になりました。この結果から、飲食店が運用するアカウントを認知してもらうにはユーザーからの投稿(口コミ)を増やすことが重要と言えるでしょう。

【グラフ】お店を発見する方法

また、「Instagramで飲食店を知り、来店を検討する期間中、インフルエンサーや一般ユーザーの口コミ投稿を何個見ましたか。」という質問に対しては、ユーザーの7割以上(71.3%)が来店検討期間中に口コミ投稿を2~7個見ていると回答しています。 ユーザーはSNS上で飲食店を認知し、その後複数のその飲食店の口コミ投稿を閲覧することで、飲食店への興味が高まり、来店に繋がりやすくなるようです。

以上の結果から、SNSからの集客を成功させるためには、お店のアカウントを作って投稿するだけではなくできるだけ多くの他のユーザーにお店のことを投稿してもらう必要があるということが分かります。

実来店につながるSNS運用3つのポイント

これらの結果を踏まえ、SNSから実際の来店につなげるために意識したい3つのポイントをご紹介します。

来店客への投稿促進

口コミ投稿は、料理の美味しさや雰囲気の良さなど、飲食店の魅力を直接伝える効果的なコンテンツです。また、ユーザーにとって身近な存在であるフォロー中のアカウントから発信される口コミは、信頼度も高く、来店意欲を高める効果が期待できます。口コミ投稿を増やすために、来店客に積極的に投稿を促すようにしましょう。

ターゲット層に合わせたコンテンツの提供

ターゲット層を明確にすることで、より効果的なコンテンツを作成することができます。若い女性をターゲットにした飲食店であれば、フォトジェニックな料理や店内の写真を多く投稿するとよいでしょう。また、家族連れやシニア層をターゲットにした飲食店であれば、子ども連れでも安心して利用できる雰囲気や、リーズナブルな価格などの情報を発信しましょう。

定期的な更新と継続的な運用

SNSは、継続的に運用することで効果を発揮します。投稿が途切れてしまうと、フォロワーが離れていき集客につながりにくくなってしまいます。そのため、少なくとも週に1度は投稿するようにしましょう。投稿する時間帯や内容なども工夫するとより効果的に運用することができます。例えば、夜間帯に料理の写真やメニュー情報を投稿すると、仕事帰りのユーザーにリーチしやすくなります。また、季節やトレンドに合わせたコンテンツを作成することで、より多くのユーザーの目に留まるでしょう。料理や店内の写真をきれいに撮るための撮影スペースや、投稿に便利なハッシュタグをまとめたリストなどを用意し、投稿しやすい環境を整えることも大切です。

まとめ

SNSを運用するにあたり、お店のアカウントを作って投稿することに目がいきがちですが、より多くのユーザーにお店のことを投稿してもらうことも非常に重要です。来店されたお客様への声かけや、インフルエンサーマーケティングの活用なども視野にいれ、効果的なSNS集客を行いましょう。

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