ニュースNews

2024/1/23

飲食店のSNS運用で集客・売上UP!成功のポイントとメリットを解説

飲食店の約8割がSNSを活用しているといわれています。(飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)調べ)ただし、集客の効果を実感している店舗はほんの一握りで、実際には成果が上がらないと悩んでいるお店も多いのではないでしょうか。ここでは飲食店がSNSを活用することのメリット、また失敗しないために知っておきたい注意点などをご紹介します。

SNSの国内利用状況

SNS利用者数と特徴
参考資料:https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users

最も利用者数の多いLINEは9,600万人以上(2023年9月末時点)、飲食店でもよく使用されているInstagramが6,600万人以上(2023年11月時点)、X(旧Twitter)が4,500万人以上(2017年10月時点)と、SNSを利用しているユーザーは国内に数多く存在しています。飲食店のSNS運用は、これらのユーザーに対してSNSを通じてお店の魅力を発信し、集客やお客様との関係性構築などに生かすことが主な目的となります。

成功のポイントは明確な目的意識

SNS運用は「他店が取り組んでいるから」「なんとなく始めてみた」など、曖昧な動機で始めると更新の手間が面倒になり、成果を得られないまま挫折してしまうケースが多くみられます。飲食店のSNS運用は目的を定め、その目的を達成するための手段としてSNSを活用することが重要であり、成功のためにはまず目的を明確にしてからアカウントを作成する必要があります。

SNS運用のメリット

SNS運用を行う具体的なメリットは下記のとおりです。

費用がかからない

SNSは無料でアカウントの作成、運用がおこなえます。アカウント作成にかかる時間はほんの数分程度で、すぐに投稿のできる環境が整うため、いつでもSNS運用を開始できます。登録から運用開始まで、これほど短時間で取り組めるマーケティング施策はほかにないでしょう。

予約数の向上が見込める

SNSの多くは、予約ボタンや予約フォームへのリンクが設置できる仕様になっています。SNSの投稿内容に共感したり、興味を持ってもらえれば、その場で予約に繋がる可能性があります。通常、ホームページよりSNSのほうが閲覧するユーザーが多いため、予約数増加が期待できるでしょう。

お客様との関係性を深められる

SNSではお店とユーザーで相互コミュニケーションが可能です。「わざわざ電話で聞くほどでもない、ちょっとした疑問」など、SNSのコメント欄に書き込むユーザーは多く、そこからのやり取りが集客に繋がるケースは少なくありません。また、既存の顧客とコメントやDMを通じてやり取りできるため、さらに関係性を深める効果も見込めます。またDMで食事プランの相談や予約を受けることも可能です。

多くのお客様にお店の情報を届けられる

SNSは非常に拡散性に優れているのが特徴で、とくに高い関心を引く投稿では「バズる」こともあり、そうなれば爆発的に情報が広がっていきます。ホームページでは、どれほど積極的にSEOへ取り組んでいても、このように一気に情報が拡散されることはないため、SNS特有の現象と言えます。無料でより多くのお客様に情報を届ける手段として、SNS運用は最適です

店内の様子をリアルタイムで伝えられる

スマートフォンさえあれば気軽に撮影・投稿ができるため、画像や動画を用いて料理の魅力や美しさ等お店の様子をリアルタイムに近い状態で発信できます。お客様が知りたがっている仕込みの様子や、その日だけの限定メニューなどを投稿すれば、即日来店するお客様もいるはずです。また、アイドルタイムや閉店後の時間等に営業中の状態を擬似的に再現し、撮影・投稿することで店内の様子を知ってもらうといった方法は、高い集客効果が期待できます。

「食べてみたい」「行ってみたい」に直接繋がる

ホームページの料理画像はメニューの内容を伝えることを目的としていることが多く、ユーザーの行動を喚起するにはややインパクトに欠ける傾向が見られます。一方、SNSはユーザー目線での撮影や「食べないと損する」など、多少煽るようなコメントでユーザーの「見てるだけでなく、実際に食べたい」という気持ちを引き出しやすいといった違いがあります。また、お客様が投稿した内容に反応して「自分も行ってみたい」と感じ、来店してくれる新規顧客も多いこともメリットのひとつです。

SNS運用のデメリット

次にデメリットについては下記があげられます。

炎上する可能性がある

SNS運用に炎上リスクはつきものです。投稿内容が炎上すれば、誹謗中傷のコメントやDMなど山のように届き、悲惨な状況になることもあります。炎上を完全に回避することは難しいですが、以下の点に留意し炎上しにくい投稿を心がけましょう。

《炎上を予防する方法》
・炎上しやすい話題を避ける
・誤った情報や捏造した情報を発信しない
・複数人でSNSを運用し、客観的目線で確認しあう
・SNS運用のガイドラインを制定する

更新等運用の手間がかかる

SNSのタイムラインは次々と更新されるため、ユーザーの関心を引くには定期的に投稿をおこなう必要があります。しかし毎日何回も投稿しているとネタがなくなり、投稿内容を考えるだけでも相当の時間がかかってきます。とはいえ、同じような内容の投稿を続けているとユーザーから避けられる可能性もあるため、手を抜くことはできません。SNS運用は更新の手間に加え、投稿ネタ探しに苦労するといったデメリットがあるため、これも複数人で運用するとひとりひとりの負担も緩和されるでしょう。

まとめ

飲食店でSNS運用を行う際はターゲット顧客を明確にし、ユーザー目線を意識した投稿を行うことが成功への大きなポイントです。また、投稿はたくさんの人に見られることを考慮し、炎上リスクにも注意を払いましょう。SNSの運用はリスクも伴うものの、活用次第で費用対効果の高い集客ツールになりえると言えるでしょう。今からでも是非、SNSを利用してみましょう!

この記事をシェアする
ニュース一覧に戻る

関連記事News

    関連記事はありません